NISAの成長投資枠を半年で使い切った。一番の失敗は「小さく売買しすぎた」こと

投資

新卒1年目、資産250万円のうち200万円を投資に回しています。

この記事では、その中身を全部書きます。うまくいった話も、失敗した話もそのまま出します。一番の失敗は、NISAの成長投資枠を使い切ったことです。

※ この記事は自分の実体験の記録です。特定の銘柄や商品をすすめるものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

いまの保有状況

証券口座は楽天証券を使っています。保有はざっくりこんな構成です。

自動で積んでいる部分

  • インデックスの積立:オルカンと新興国。毎月5万円を自動積立

自分で選んで買っている部分

  • 高配当株(メイン):三菱HCキャピタルなど、メーカー・通信あたり
  • 半導体:キオクシア
  • 非鉄金属:約7万円の含み損(2026年9月時点)
  • 海運:大きく上昇
  • ロマン枠:ispace、シンスペクティブ、スペースX

年間配当は、今の保有株を1年持った場合の見込みで約6万円です(2026年9月時点)。入った配当は全額再投資に回しています。

うまくいっていないのは全部「自分で選んで買っている方」です。

自動積立の部分は、何も考えていないぶん勝手に積み上がっています。自分が判断を挟んだところだけ失敗している、というのがこの半年の結論に近いです。

買うときのルール

6月ごろに、自分なりの買いのルールを決めました。

  • PBR 1倍以下
  • 配当性向 30%以下
  • PER 15倍以下

ルールを決めてから、明らかに雑な買い方が減りました。逆に言うと、それまではルールなしで買っていたということです。そこが失敗の原因でもあります。

売るときのルール

売りのルールは8月ごろに決めました。この3つを全部満たしたら売ります。

  • 株価が配当4ヶ月分くらい上がった
  • 利回りが3.5%を下回った
  • PBRが1倍を超えた

損切りは基本しません。これが正しいのかは分かりませんが、今のところそうしています。

銘柄の入口は、だいたい自分の生活

銘柄を探すとき、ネットの情報から入ることはあまりないです。自分が実際に使ったもの、見たものから入ることが多いです。

最初に買ったのは共立メンテナンス

最初に買ったのは共立メンテナンスでした。

優待目当てもありましたが、それ以上にドーミーインをよく使っていて、「これ、もっと価値あるのでは?」と思ったからです。

当時は単元で買う資金がなかったので端株から始めました。単元で買えなくても端株から始められる、というのは、資金が少ない人にはけっこう重要だと思います。

3000円台に乗ったところで、20%ほどの利益で売りました。

造船株は、現地を見てから買った

造船株も同じ入り方です。広島に行ったときに「造船ってすげえ」と思ったのが起点でした。

その後に横須賀にも行って、米海軍の整備拠点である以上は需要がなくならないだろうと考えました。海運も強い局面でした。

買う前に、現地を見ています。

そこから内海造船や名村造船所を買って、さらに船舶用塗料の日本特殊塗料・中国塗料まで広げました。テーマ株は、本体だけでなく関連する周辺の業種まで広げると効きます。

結果、10万円ほどのプラスになりました。

売ったのは、いわゆるイナゴが集まってきたタイミングです。今はもう近寄らないようにしています。

自分の基本スタンスは、「終わり」と言われている時に買って、人が集まってきたら売る、です。よく言われる逆張り投資です。

ロマン枠

高配当とは別に、「ロマン枠」を作っています。ここだけはルールを無視します。ispace、シンスペクティブ、それとスペースXです。

スペースXは今年6月にナスダックに上場したときに、楽天証券から応募して3株取れました。

ロケット系は、正直リターンで買っているわけではありません。ロマンを感じたら買う。それだけです。

なので保有も継続します。今のところ含み益です。

一番の失敗:成長投資枠を半年で使い切った

ここからが本題です。

NISAの成長投資枠は年間240万円あります。それを2026年4月に始めて、半年で使い切りました。

原因ははっきりしています。細かく売買しすぎたからです。

ルールを決める前は「少し上がったら売る」を繰り返していました。買って、少し上がって、売る。それをやるたびに枠が減っていきます。

そしてNISAの年間投資枠は、売ってもその年のうちには復活しません。

正確に言うと、売却で復活するのは生涯投資枠(非課税保有限度額)の方で、しかも翌年以降です。年間240万円の枠そのものは、使い切ったらその年はもう増えません。240万を手の届かない金額だとみてましたが、売買を繰り返すうちに残り10万になり、2026年10月時点では残り3,000円もありません。ほぼゼロです。

たぶん投資の世界では外道と呼ばれるやり方です。王道は長期保有ですが、自分は売買してしまうタイプなので。

これから始める人は、枠の消費を意識した方がいいです。特に自分みたいに売買したくなるタイプは、成長投資枠で回転させると一瞬で終わります。

今思えば、売りのルールを先に決めておくべきでした。

これからは、NISAは長く持つ株だけにする

今年の枠はもう残っていませんが、自分は売買しがちなので、来年からはコアになる銘柄だけをNISA口座で買って、それ以外は特定口座で買うつもりです。そうすれば、年末までNISAの枠が持つはずです。

ちなみに、最初の端株もNISA口座で買っていました。端株から始めた話は、こちらに書いています。

もうひとつの失敗:非鉄金属で7万円

7月ごろ、半導体ブームの熱が冷めていない時期に非鉄金属を買いました。

過熱期の株価と比較して割安だろと安直な判断をした結果、2026年9月時点で約7万円の含み損を抱えています。救いは、株数が少なかったこと。もっと突っ込んでいたら傷はもっと深かったはずです。

「ブームの最中に飛び乗らない」というのは頭では分かっていたのに、やってしまいました。

株数を絞っておくと、判断を間違えたときの傷が浅く済む、というのはこの失敗で学んだことです。

半年やって思うこと

投資は基本運ゲーです。機関投資家が大量の労力とデータを集めて運用している世界に初心者が入ったところで餌になるだけです。

なので自分が一番投資判断に使っているのは自分の体験です。例えば、共立メンテナンスは利用客も多くホテルの評価も高い。ホテル以外にも学生寮など多角化していることなどから自分はつぶれにくい会社だと思っています。

もう1つの基本は入金ゲームだということ。2026年9月時点の年間配当の見込みは6万円、月にすると5000円。一方で毎月の入金は15万円。30倍違います。新卒のうちは、運用でうまくやろうとするより、入金額を増やす方が圧倒的に効きます。

この話は新卒半年で資産250万円。手取り25万から毎月15万入れている話に詳しく書きました。

まとめ

成長投資枠は、細かい利確を繰り返すとすぐ埋まりますし、売っても枠はその年のうちには戻りません。買いのルールは6月、売りのルールは8月に決めましたが、もっと早く決めるべきでした。非鉄金属ではブームの過熱期に飛び乗って7万円の含み損を抱えましたが、株数を絞っていたぶん傷は浅く済んでいます。そして結局、入金力の方が効きます。

失敗の方が多いですが、これが半年やってみた実際のところです。

ぼちぼちぽちぽちやっていきます。

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