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4月5日に参考書を買って、6月中旬に基本情報技術者試験を受けました。一発で受かりました。
勉強した時間のほとんどは、通勤の電車の中です。
片道1時間、往復2時間の通勤は正直きついんですが、この2ヶ月半だけはちょうどいい勉強部屋でした。
申し込みを先に済ませた
勉強を始めたのは4月10日ごろです。申し込みはそのあと、5月の初めごろにしました。
基本情報はCBT方式で、通年でいつでも受けられます(IPA公式)。いつでも受けられるということは、いつまでも受けなくていいということでもあります。
※追記(2026年10月):IPAによると、2026年12月28日以降は試験がいったん休止になり、2027年度の春ごろから新しい試験制度に変わる予定です。これから受ける人は、日程をIPAの公式で確認してください。
期限がないと人間は勉強しません。少なくとも自分はしません。
なのである程度参考書が進んだところで、先に日付を押さえました。受けると決めた日から逆算が始まります。
受験手数料は7,500円です(IPA公式)。自分の場合は会社が出してくれました。
教材は参考書1冊と過去問道場
使ったのは、ほぼこの2つです。
高橋京介さんの『いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書+出る順問題集』(SBクリエイティブ)と、Webの過去問サイト「基本情報技術者試験ドットコム」の過去問道場。
あとは会社経由で無料になっていたUdemyと、YouTubeを少し。YouTubeは目が疲れたときに流していただけで、チャンネル名も覚えていません。正直、中身はほとんど頭に入っていないです。
動画は参考書と同じ内容を、音で聞くか見て覚えるかの違いしかありません。 なくても受かると思います。
通勤で過去問、寝る前に暗記
できた日の形はこうです。
往復の電車で1時間半、寝る前に30分。休日は3時間くらい。
ただ、毎日これができていたわけではありません。 合計で何時間やったかも数えていなくて、感覚では60時間くらいだと思っています。隙間時間に少しずつやっていたので、自分でもよく分かっていません。
電車の中では過去問道場を回して、寝る前は参考書で暗記系をやる、という分け方です。
過去問は令和になってからの分だけをやりました。それより前のものは古すぎて、やる意味が薄いと思ったからです。
満員電車でスマホを片手で持ったまま解けるので、過去問サイトは通勤との相性がいいです。立ちっぱなしの往復2時間が、このときばかりは役に立ちました。
研修と並行していましたが、きつくはなかったです。研修期間はまだ仕事らしい仕事をしていないので、感覚としては大学の延長でした。試験対策の研修があったわけではないんですが、セキュリティのあたりは内容がかぶっていました。
ネットワークは捨てた
全部を完璧にはやっていません。
一番苦手だったのはネットワークです。「なんとか層」が最後まで意味不明でした。
最低限だけ覚えて、あとは捨てました。 忘れていたらどんまい、くらいの気持ちです。
点数は、科目Aがギリギリ、科目Bは少し余裕がありました。科目Aが危なかったのは、参考書にもUdemyにも載っていない単語が本番で出たからです。
「どのライブラリがAIに強いか」みたいな問題もありました。知らないので、名前から推測するか、勘で答えました。
普段からITの話題を見ている人なら、こういう問題は意外と拾えます。逆に言うと、参考書だけで満点は狙えません。
文系だったのに、科目Bの方が楽だった
自分は大学で法律をやっていました。
プログラムを書いた経験はほとんどなかったので、科目B(プログラミング寄りのほう)が不安だったんですが、やってみたらこっちの方が得意でした。
たぶん、法学と考え方が似ているからだと思っています。
「この条件に当てはまったら、こういう結果になる」という流れを追うのが法律で、プログラムも結局は同じことをやっています。
文字を読むのは下手なんですが、意味を解釈するのは得意なんですよね。それが科目Bで効きました。
文系だからプログラミングで落ちる、というのは思い込みかもしれません。
受かって何が変わったか
正直に書くと、実務で劇的に役立った実感はまだありません。
ただ、ログを見ているときに ping という文字が出てきて「聞いたことあるな」と思ったことはあります。知らない言葉として素通りするのと、一度見たことがある状態で出会うのとでは、調べる速さが違います。
もう1つ、自分にとって大きかったのは転職のときの保険です。
配属3日目で辞めたいと思っている人間なので、いざ動くとなったときに「最低限の知識はあります」と示せるものが欲しかった、というのが本音だと思います。
(その話は転職サイトに登録して半年放置した記事に書きました)
「周りはみんな受かってる」ように見える理由
同期で同じ時期に受けたのは、体感で4割くらいです。そして受けた人はみんな受かっていた気がします。
ただ、ここには落とし穴があります。
受かっていない人は、受けたこと自体を言いません。
だから「周りはみんな一発で受かっている」ように見えます。自分も合格発表までは「落ちたら恥ずかしいな」と思っていました。
その恥ずかしさが勉強の動機になっていたのは事実なので、同期が受けるタイミングに合わせるのは悪くないと思います。
新人SEの1日の流れ。SIer1年目は残業ゼロ、会議は週8時間
これから受ける人へ
振り返ると、効いたのは3つでした。
- 申し込みを先に済ませて、期限を作る
- 通勤時間を過去問に全部使う
- 苦手な分野は最低限で捨てる
資格そのものが仕事を変えてくれるわけではないです。ただ、薄く広くITの言葉を知っている状態は、1年目のうちに作っておくと楽になります。
受験料を会社が出してくれるなら、使わない手はないと思います。
ぼちぼちやっていきましょう。



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