SEの服装は私服とは限らない。スーツが嫌でIT業界を選んだのに、毎日スーツを着ている

仕事

新卒でSIerに入って半年ほどです。

IT業界を選んだ理由のひとつに「スーツを着たくないから」がありました。そして今、毎日スーツを着ています。

笑い話みたいですが、就活の軸が入社後に消えるのは実際に起きます。そのとき何が残ったのかを書いておきます。

志望動機は3つあった

まともな方から書くと、まず何かを作りたかったんです。自分の手で形になるものを作る仕事がしたい、という気持ちがありました。

営業も選択肢に入れていました。でも、自分が納得していないものを売るのはきついと思っていて。それなら、自分で作ったものを自分で説明できる方がいい。SEになれば技術的な質問にも答えることができるし、だったらSEでいいじゃん、という結論になりました。将来的には営業技術も選択肢に入っています。

そして最後が、スーツを着たくなかったこと。IT企業は私服で働けるイメージがあって、いまの会社に決めた理由のひとつも「私服OK」でした。

配属先訪問で、スーツだと知った

スーツを着ることになると知ったのは、配属先を訪問したときです。配属される前は私服で研修を受けていたので、そのまま私服で働くものだと思っていました。

正直、めっちゃ嫌でした。大げさに言えば、IT業界を選んだ理由がひとつ消えたことになります。

会社としては私服OKでも、配属先によっては着るものが変わります。お客さん先に出る仕事だと、そうなりやすいです。

同じ会社でも、部署が違えばほぼ別の会社

半年働いて、いちばん実感しているのはこれです。服装が私服かスーツか、テレワークができるかどうか、コードを書くのか書かないのか。全部、部署によって違います。

自分の配属先では、仕事の中心はExcelで、コードは簡単なものを直したりログを取ったりするくらいです。同じ会社の中でも、コードの触り方は部署によって全然違います。

就活生のときは、会社単位で情報を集めていました。でも実際に効いてくるのは、「その会社のどの部署に行くか」の方です。

就活のときに聞いておけばよかった質問

面接で聞いておけばよかったと、いま思う質問があります。

まずは、想定される業務内容と、部署ごとの違いです。「御社ではどんな仕事ができますか」ではなく、「配属先によって仕事の中身はどれくらい変わりますか」と聞いた方が、現実に近い答えが返ってくると思います。

それから、辞めた人の退職理由。聞きにくいのは分かっています。それでも、辞める理由には会社のリアルがいちばん出ると思うんですよね。

選んだ理由が消えても、残ったもの

スーツの件は消えましたが、「何かを作りたい」と「納得できるものを扱いたい」の2つは、いまも自分の中にあります。仕事ではあまりコードを触りませんが、趣味でAIを使ってアプリを作っています。

仕事で何かを作り上げるのは、まだ先になりそうですが。

もし「スーツを着たくない」だけで選んでいたら、配属が決まった時点で、辞めたい理由しか残っていなかったと思います。志望動機が1つじゃなかったから、まだ続けられているのかもしれません。

入社前の自分に伝えるなら

入社前の自分に言いたいのは、待遇は保証されない、ということです。私服もテレワークも、会社のページに書いてあったからといって、自分に当てはまるとは限りません。

だったら、年収が高いところに行った方がよかったと思っています。働き方は配属で変わりますが、給与は変わりにくいので。

あと、成果が数字で返ってくる仕事の方が、自分には合っていたかもしれません。インセンティブのある営業職は、就活のときにもう少し真面目に考えてもよかったです。

就活の軸は、入社後に消えることがあります。消えたときに何が残るかで、その後の気持ちはだいぶ変わるなと、スーツを着ながら思っています。

そして、就活のために就活の軸を作っている人も多いと思います。

面接官に見せる軸とは別に、お金が欲しい、家から近い、ぬくぬく働きたい、みたいな本当の軸も大切にしておくと、ミスマッチは少なくなるはずです。

この記事を書いてて思ったのですが、就活の軸に関しては飾る必要なかったのかもしれませんね。

ぼちぼちやっていきましょう。

コメント